阿波しじら、洗ってみました!
阿波しじら織の洗濯、実際にやってみました!
こんにちは、ゆきわ❄です。
以前ご紹介した「阿波しじらのお手入れ方法」
やり方はなんとなくわかった。でも・・・やっぱり不安という方へ。
今回は「実際に洗ってみましたレポート」をお届けします!
ちょうど良い着物がなかったので、反物から少し生地を切り取って実験♪
まずは準備。生地のサイズを測ってスタート
2枚とも、35㎝ × 37㎝。
水とぬるま湯で、洗い比べてみる
今回も「水のみ」でチャレンジ。洗剤は使いません。
ぬるま湯(左)と水(右)にそれぞれ浸けて、もみ洗い。
ちなみに・・・洗っている途中で子どもたちのお風呂タイムに突入! 1時間以上つけっぱなしになってました(汗)
皆さんはマネしないでくださいね。
色落ちは? お湯の方がしっかり出ました!
洗面器の水、わかりますか?
ぬるま湯の方は、かなりしっかりとピンク色に。
水でもピンクは出ましたが、ぬるま湯の方が明らかに色落ちが多かったです。
わかりやすいように画像の色を調整しています↓
乾かす工程と仕上がりの変化
ぎゅっと絞って一晩乾かしました。
仕立て上がりの着物の場合は、雑巾のように絞らず、
軽くたたんでバスタオルにくるみ、洗濯ネットに入れて軽く脱水がおすすめ。
干すときは必ず「陰干し」にしてくださいね。
結果!生地はどのくらい縮んだ?
手でパンパンと叩いて干しただけなので、少し歪んだ感はあるものの…
サイズは、縦横ともに5㎜〜1㎝ほど縮んでいました!
縮みが味になるのが、阿波しじらの魅力
あえてアイロンはかけず、しじら独特のポコポコ感をそのままに。
水通し後の方が、風合いがより際立った印象です。
まとめ:着物との付き合い方も、自分らしく
今回洗ったのは四角い布ですが、着物の場合は全体に歪みが出る可能性も。
でも、それを「味」ととらえて楽しむのもアリだと思います。
「細かいことは気にしない。たくさん着て、適度に洗う。」
そんな気持ちで楽しめるのが、木綿着物や浴衣のいいところ♪
「自分で洗う」か「プロに頼む」か、 皆さんとお手元の着物にとってちょうどいい距離感が見つかりますように❄