要は左!
着付けで迷わないコツ:「要は左」とは?
こんにちは、ゆきわです❄
今回は、私が着付講師をしていた数年前、尊敬する大先輩がレッスン中によくおっしゃっていた言葉をご紹介します。
「要は左(かなめはひだり)」とは?
ご自身で着付けをされる方なら、ピンと来るかもしれません。
「かなめは ひだり」――つまり、着付けのポイント(要)は左側にあるという考え方です。
こんな時に迷ったら「左」を選ぼう
- 帯締めの色が左右で異なるとき → 濃い色を左に
- 帯揚げの柄や濃淡が左右で違うとき → 目立つ方を左に
- ポイント柄の帯 → 柄は少し左寄りに見えるように締める
こうすることで、全体のバランスがぐっと良くなります。
実は着物の多くが「左重視」になっている
- 衿合わせ:左前(左が上になる)
- 胸元のワンポイント:左胸に配置
- 付け下げの袖柄:左袖に入っていることが多い
和装には、自然と「左重視」のバランス感が取り入れられているのですね。
要は左。もう迷わない!
着物のコーディネートで迷ったときは、ぜひこの言葉を思い出してください。
「要は左」。これだけで、着付けやコーディネートがずっと簡単になりますよ☆