着物の丈が長すぎるときは
こんにちは、ゆきわです❄
以前のブログで、「身長に合わない着物でも、欲しい気持ちを優先してOK!」とお話ししました。
今回はその続き。身丈が少し短めの着物でも、おはしょりの長さをきれいに調整できるコツをご紹介します。
ポイントは、腰ひもを2本使うこと。
長すぎる着物丈、どう調整する?
腰ひも1本での基本おはしょりの場合
まず、いつもの位置で1本目の腰ひもを締めると、おはしょりの長さはこのくらいになります。
腰ひも2本での微調整
続いて、もう1本を少し高めの位置で結ぶと、おはしょりの長さはこうなります。
ほら、調整できますよね。これなら前のお柄も綺麗に見せて着られそう!
おはしょりの理想長さとは?
理想とされるおはしょりの長さは、5〜6cm。手のひらを当てて、人差し指〜小指までの幅がちょうどよい目安になります。
(他人に着せるときは指を下に、自分で着るときは親指を上にして当ててみてくださいね)
必ずしも腰ひもが2本必要というわけではありません。
着丈や補整の状態に応じて調整してみてください。
ただし、補整が少なすぎる場合などで高めの位置に1本だけ締めると、
おはしょりの長さは良くても裾がフレアのように広がってしまうことがあります。
逆に、着丈が短くておはしょりが取れないとき、
男性のように対丈で着る方法は着崩れしやすいためおすすめしません。
帯の中に隠れる程度でも良いので、少しでもおはしょりを作るのがおすすめです☆
遊絹和では、商品ページに身丈や裄など細かなサイズを記載しています。
ぜひ、お買い物の参考になさってくださいね。